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シングルマザー・ひとり親家庭ならでは!必須手続きリスト

結婚してもうまく行かず、やむなく離婚する。仕方のないことですが、子どもがいると離婚後の生活も大変です。
今回はシングルマザーのご家庭がお引越しをされる時に、やっておくべき「手続き3つ」をご紹介いたします。引越しの手続きは多々ありますが、シングルマザーならではの手続きもあるのです。

【児童扶養手当の移転手続き】

「児童扶養手当」は、母子家庭および父親に重度障害のある家庭などが受給対象となるものです。母子家庭・父子家庭特有の引越し手続きですね。
旧居から引っ越すときには転出手続きとして、旧居のある市町村役場に「児童扶養手当転出届」「住所異動届」などを出します。この手続きは自治体ごとに違い、「転出届」を出すだけで母子の手続きもすべて完了するところもありますから、事前に電話などで確認しておくといいでしょう。
お引越しが終わったら、新居の市町村役場へ「児童扶養手当転入届」を提出。これで新しい住所でも児童扶養手当を受け取れます。なお、必要な書類などは自治体によって異なりますので、注意しましょう。

【児童育成手当の移転手続き】

「児童育成手当」は、ひとり親家庭の子供の養育者へ支給されるものです。引越しの場合はこちらの移転手続きも必要になります。転居時に市町村役場で、ほかの手続きと一緒にやっておきましょう。
ほかにも、ひとり親家庭に関連する手当としては「就学援助」もあります。これは経済的な理由で「就学援助制度」を利用している場合のみに必要な手続きです。
子供さんが小・中学生以下など、一定条件を満たしている必要がありますので、援助対象かどうかは、事前に確認しましょう。転居時には、こちらも手続きが要ります。

【下水道基本料金減免手続きの移転】

「児童扶養手当」「特別児童扶養手当」を受給している場合は、おそらく「下水道基本料金減免」も受けているでしょう。引越しにともない受給対象者でなくなることもありますので、受け持ちの水道局に連絡が必要です。
この手続きは簡単なことが多く、所定の申請書を水道局へ郵送または持参すれば済むところがほとんどです。
このように、シングルマザー、ひとり親家庭ならではの転居手続きがたくさんあります。従来通りの支援・援助をうけるためには必要なことですから、やり忘れがないようにしたいですね。