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田舎への移住、その前にしっかりと確認した方が良い事
このところ人気の高まっている「田舎暮らし」。イメージとして定年後の新しい人生を田舎で再出発するという形が浮かびますが、実は若い年代のカップルやファミリーも田舎暮らしを実践し始めています。
そんな田舎への移住ですが、事前の準備が出来ているかどうかで、成否が分かれることもあります。今回は、田舎暮らしを始める前にチェックしておくポイント3点をざっくりと説明しましょう。
【物価は本当に安いか】
田舎への移住を始めるときに「物価が安いから」と思っている方も多いでしょう。実際に生活費を安く抑えられる面はありますが、それ以外に新しく必要になって来るコストもあります。
たとえば、田舎へ移住するには車は必需品。となると、車の維持費がかかってきます。車は購入時よりも後の維持費が高いものです。
生活費のシミュレーションのなかに、車関係のコストをきっちりと入れておきましょう。
【賃料の安さと自治体の補助の内容】
田舎はたしかに、賃貸物件の家賃が安いです。これは非常に大きな魅力ですが、はじめに見た賃料ですぐ契約してしまうのは、損かもしれません。
というのも、最近では各自治体が田舎暮らしを応援しており、移住してくる人への支援として、家賃補助やさまざまな支援体制を整えているからです。住み始めてから数年間の家賃を補助してくれることもありますし、一定期間ずっとそこに住めば、物件そのものが譲渡されるケースもあります。
せっかく自治体が補助しているのですから、上手に利用して、安い賃料をもっと安くすることを考えるとお得です。
【田舎ならではのご近所コミュニティ】
田舎に限らず、都心部を一歩離れれば今でも強固なご近所コミュニティが成立している地域がたくさんあります。強固なコミュニティは、ちょっと入りにくい気がしますが、田舎への移住を積極的に受け入れている地域なら、コミュニティも受け入れ態勢が出来ています。
新しく入ってくる人を歓迎するムードになっている地域をさがして、そこへ移住するという考えで場所を探してもいいですね。