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賃貸物件に引越したらすべきこと
お引越し当日というのは、どれほど念入りに準備しておいてもバタバタするものです。
旧居からの搬出→新居への搬入が終わると、これだけでもうお引越しが終わったような気がします。
しかし賃貸物件へお引越しするなら、当日にやっておくべきことがもうひとつあるのです。
【できれば荷物の搬入前に室内の破損個所のチェックをする】
賃貸物件へ入居した当日に済ませておきたいのが、室内のチェックです。
ほとんどの賃貸物件は、だれか他の人が住んでいた後の物件に入ることになりますから、破損や不具合があってもおかしくありません。
入居前に不動産屋や大家さんが、基本的なリフォームや修繕を済ませていますが、自分の目でも不具合がないか確認しましょう。
新居の室内チェックはお荷物がはいっていない状態のほうがやりやすいですから、旧居からのお荷物が届く前にすませるのがベターです。
もちろんお荷物が入ってからでもできますが、搬入の前についた傷などは、あきらかに入居前の破損になるからです。
【この8か所は必ずチェックしておこう】
室内でチェックすべき場所は、だいたい8ヵ所です。
1.壁や天井、柱のキズ、めだつ汚れ
2.床のキズ、汚れ
3.備え付けの照明器具のキズ・汚れ
4.備え付けの網戸の破れ・めだった汚れ
5.建具の破損(収納の扉、部屋のドア、下駄箱など)
6.備え付けのエアコンや給湯器などの動作確認
7.水漏れのチェック(キッチン、トイレ、洗面所、浴室、洗濯機パンなど)
8.インターホンの動作確認
もし破損部分があれば、写真を撮っておき、あとから不動産屋に確認してもらいましょう。
【入居時の室内チェックで退去時の清算をスムーズにする】
なぜ入居時の室内チェックが必要かというと、お部屋から退去するときに修繕費として計上されないためです。
大きな壁のキズや破損などは、退去時に住人が修繕すべき項目になります。
これが入居時にあったキズだと証明できれば、敷金の精算時に修繕費を支払う必要はなくなります。
お引越し当日に室内チェックなんて、たいへんで面倒くさいなと思うかもしれませんが、退去時のことを考えて必ずやっておきましょう。